ニュースレターNo.139(2015年7月)

滅びることなく、永遠の命を持つ
コルネリオ会 会員 関 博之

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほ
どに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひ
とりとして滅びることなく、永遠の命を持つためで
ある。」(ヨハネの福音書第3章第16節)。有名な聖
句ですので、今、これを読んでくださっている方が
ノン・クリスチャンであったとしても、聞いたこと
くらいはあるかもしれません。マルチン・ルター
(Martin Luther)は、この聖句を「聖書のミニチュ
ア」と名付け、聖書全体が失われるようなことがあ
っても、この聖句が残っているならば、人々はクリ
スチャンになり続けるであろうと述べました。それ
だけ、この聖句にはキリスト教の「エッセンス」が
詰まっているということです。今回の私の証しの目
的は、私の体験を通じて、この聖句についてお話し
することです。
私は、現役の海上の幹部自衛官です。最初に聖書
に出会ったのは、2009年で、私が海上幕僚監部に勤
務していた時です。仕事で行き詰まりを感じ、身も
心もボロボロになっていました。そんな時に、たま
たま書店で何気なく聖書を手にとって開いたところ、
突然、頭の中で声が響き渡りました。「恐れることは
ない。私はあなたの人生を変えていく。あなたは多
くの人々に正しい知識と知恵を伝えるための器。私
はあなたを用いる」その時、私はびっくりして、聖
書を本棚に戻して、その場を逃げるように立ち去り
ましたが、結局は聖書を買って読むようになりまし
た。不思議なことですが、それからは聖書のバック
にいる「何か大きな存在」から頻繁に語りかけられ
るようになりました。「わたしについて来なさい」や
がて私は、道端のお地蔵さまやお稲荷さんなどとは
比べ物にならないほど、何か大きな存在が臨在して
いることを確信するようになりました。ある日、私
は職場の同僚でクリスチャンの人にお願いして教会
に連れて行ってもらいました。しかし、自分のよう
な人間が清い人間なんかになれるわけないと思い、3
回ほど教会に行った後、結局は教会へは行かなくな
ってしまいました。しかし、聖書のバックにいる大
きな存在への確信はあったため、その後も独学で聖
書を読み続けました。聖書まで読まなくなると、本
当に何か大きなものまで失ってしまうような恐怖を
感じていたからです。
転機が訪れたのは、教会から離れておよそ5年後
の、2014年4月20日でした。自宅を購入し、防衛大
学校総合安全保障研究科後期課程入校を命じられ、
新しい生活をスタートさせた矢先に、急に教会に行
かなければならない衝動に駆られ、自宅から一番近
いプロテスタント系の教会の日曜礼拝に行きました。
奇しくも復活祭(イースター)の日でした。その日
はその教会で、洗礼式も執行されました。洗礼を受
けたのは、20代の若い女性でした。洗礼式の後、彼
女と一緒に昼食を食べながらお話をする機会に恵ま
れたのですが、彼女は神様を知ってから、わずか 1
年で洗礼に至ったというお話を聞き、「こんな若い
のに立派だな。自分はもう40歳を越えて5年間もフ
ラフラと何やっているんだろう」と自己嫌悪に陥り
ました。それから毎週、欠かさずにこの教会の日曜
礼拝に参加するようになりました。しかし、やはり
洗礼への一歩を踏み出せないままでいました。それ
は、自分の罪を認めたくないというエゴが邪魔して
いたからです。しかし、聖書の創世記の中で、ヨセ
フが自分を陥れた兄弟に対して復讐するのではなく、
次のように優しく語りかけるのを読んだ時に、自分
の中で変化が起こりました。「ヨセフは彼に言った。
『恐れることはありません。どうして、私が神の代
わりでしょうか。あなたがたは、私に悪を計りまし
たが、神はそれを、良いことのための計らいとなさ
いました。それはきょうのようにして、多くの人々
を生かしておくためでした。ですから、もう恐れる
ことはありません。私は、あなたがたや、あなたが
たの子どもたちを養いましょう。』こうして彼は彼ら
を慰め、優しく語りかけた」(創世記第50章第19節
~21 節)この時まで、私はどうしても許せないと思
っていた人間がいたのですが、この時、彼を心から
許す気持ちになれました。と同時に、自分の罪深さ
も素直に認めることができるようになりました。こ
の時、神様は私に改めて「わたしについて来なさい」
と手を差し伸べてくださいました。私はその手を握
り返すようにして、洗礼を受けることを決心しまし
た。そして、2014年8月3日に洗礼を受けました。
コルネリオ会を知ったのは、2014年11月に、研究
が煮詰まって自宅に帰れなかった時に、防衛大学校
から最寄りの教会である馬堀聖書教会の日曜礼拝に
お邪魔した際に、ここの教会員であった石川信隆コ
ルネリオ会会長と偶然出会ったのがきっかけです。
神様は私にコルネリオ会という場を通じて、私を用
いようとされているのでしょう。これも不思議な神
様のお導きだと思っています。
私はイエス・キリストを受け入れるまでに、長い
間、紆余曲折があり、結果として洗礼を受けた時に
は40歳を過ぎていました。それまで神様は、私を気
長に見守ってくださいました。しかし、私の体験か
ら言えることは、イエス・キリストを受け入れるの
に年齢は関係ないということです。何歳であろうと
も、悔い改めて主を受け入れた時から、その人の新
しい人生が始まるのです。「それは御子を信じる者
が、ひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つ
ためである」は、何歳になっても実感できますし、
実感できる喜びは、とても言葉では言い表せないも
のです。「わが神、主よ。私は心を尽くしてあなたに
感謝し、とこしえまでも、あなたの御名をあがめま
しょう」(詩篇第86章第12節)このような神への賛
美を、心の底から言える人が、1人でも増えてほしい。
そう願ってやまない今日この頃です。

2015年度総会報告

5月9日(土)、2015 年度コルネリオ会総会をエデン
教会の一室をお借りして実施しました。2014 年度の活
動報告・会計報告と2015年度の活動計画・予算計画及
び役員人事の審議がありました。
また、2015年度の活動計画、役員人事、会計決算及
び予算は以下のようになっています。異議のある方は
会宛て1ヶ月以内に申し立ててください。
2015 年度コルネリオ会活動計画
1 方針
2015Interaction Japan (軍人クリスチャンリーダ
ー研修会(2015年9月10日―12日両国、日本開催)
を実施する。この会が主の栄光を現わすことができ
るように、毎夕各自祈る。
また韓国で開催される 2015 MEO (Mission
Evangelical Organization)プログラム(2015 年 6 月
22 日-29日、ソウル、オ―サンリ祈祷院)に1名(関
博之兄)を派遣し、その恵みを分かち合う。
2 活動要領
(1) 2015Interaction Japan が主の栄光を現わすた
め、毎回の例会で準備・シミュレーションを行う。
(2) 例会
ア 例会は、原則として毎月第2土曜日に開催す
る。
イ 学び会は会員の霊的成長につながる集会とな
るようなプログラムとする。
また聖書の学びに加え、祈り会によって現役
会員の使命が達成されるように、コルネリオ会
の魅力化を図る。
ウ 役員会は学び会前後に必要最小限の時間で実
施する。この際、霊的一致が図られるよう祈り
の時間を重視する。
エ 新来訪者を歓迎し、共に学び交わる環境を醸
成していく。

(3)広 報
ア 会員の証しや学び会での恵み等、ニュースレ
ターの記事をさらに会員の霊的成長につなげる
内容に改善し、会員の会活動への参画意欲を醸
成して行く。
イ 中央からの情報発信だけでなく、地方でのコ
ルネリオ会活動(沖縄支部・関西支部・東北支
部)の情報提供にも心がける。

(4)宣 教
ア ホームページにコルネリオ会の例会・総会の
議事録を載せる。また各国AMCF等のホーム
ページの日本語での紹介等を実施して会員等が
活用しやすいホームページ作りに着意する。
イ 韓国軍人クリスチャンおよび防大生との交わ
りを継続し、信仰を深め励まし合う。
ウ 宣教団体との協力を継続し、会員の霊的成長
につながる情報を提供していく。

(5)国外活動への参加と支援
ア AMCF(世界軍人キリスト者の会)及びACCTS
(AMCFの教育支援機関)との連絡・調整を維
持し、相互の意思疎通を図る。
イ2015 Interaction Japan を実施する。

(6)会計
ア 2015Inteaction Japanへの支援献金、活動の
運営資金が備えられるよう、ニュースレター等
を通じて祈り求めるとともに、支援者の獲得に
努める。
イ 予算の効率的な使用に心がける。

3 役員人事

役職 2014年度
会長 石川信隆
副会長 今市宗雄、中野久永
総務 芝祐治、関博之、木下真由美
檜原菜都子
渉外 中野久永、薮内隆志
広報 圓林栄喜、芝 祐治、中村誠一(沖縄
支部)、松山暁賢(東北支部)
会計 長濱貴志
監査 玉井佐源太、伊藤忠臣
教職顧問 金学根、井草晋一、徳梅陽介
名誉会長 矢田部稔

4 2013年度決算
(2014.4.1~2015.3.31)
1 収入 献金一般 \278,000
世界大会 \434,000
クリスマス献金 \3,000
利息 \55
前年度繰越金 \764,722
合計 \1,090,777

2 支出 講師・謝礼費 \90,000
ニュースレター作成・発送費 \44,278
新聞雑誌広告費 \0
集会費・例会会議費 \14,704
慶弔費 \21,296
接待交際費 \0
旅費交通費 \22,670
事務通信費 \4,738
雑費(振り込み手数料) \5,556
献金(国内教会・海外へ) \10,000
世界大会参加費(3人分) \240,000
2015Interaction Japan 準備金 \200,000
小計 \653,242
2016年度への繰越 \437,535
合計 \1,090,777

5 2015年度予算
(2015.4.1~2016.3.31)
1 収入 献金一般 \100,000
クリスマス献金 \5,000
利息 \100
前年度繰り越し \437,535
合計 \542,635
2 支出 講師等への謝礼・支援費 \30,000
ニュースレター作成・発送費 \80,000
新聞雑誌広告費 \10,000
集会/例会費 \15,000
慶弔費 \20,000
接待交際費 \5,000
旅費・交通費(国内・国外移動) \20,000
事務通信費 \5,000
雑費(振り込み手数料) \6,000
献金(国内教会等へ) \10,000
2015Interaction Japan 準備金 特別会計へ
次年度への繰越 \341,635
合計 \542,635

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