20年ぶりの沖縄の印象について
コルネリオ会 会員 中村誠一
当時は那覇基地(1年)と久米島分とん基地(3年)
で勤務していたのですが、久米島ホーリネス教会(今
はバプテスト連盟)がキリスト教に初めて触れた教会
でした。
出張のたびに、本島ではインマヌエル教団の糸満教
会と東風平教会に行きましたが、糸満教会には当時、
数名の航空自衛官の方がおられましたが、転勤でしょ
うか今では在籍していないとのことです。今、私と妻
は東風平(こちんだ)教会に御世話になっています。
知り合いの信者の方はお元気で、信者数等もそんなに
変わりはなく、なつかしい!といった感じです。牧会
者の方の平均年齢が高く、どこの教会でも若手の牧師
様が少ないとのことでした。沖縄のキリスト教人口の
割合は本土より多いのですが、増えてはいないようで
す。昔からの先祖崇拝は規模こそ小さくなってはいる
そうですが、やはり、長男、その嫁にとっては、今で
も大変な(大切な)行事とのことです。
先日、東風平教会で心温まる体験をしましたので、
紹介します。
小学3年生の男の子が「信仰告白」をし、皆から祝
福を受けたのです。母親は教会員ですが、ご主人は未
信者(航空自衛官)です。以下のような親子の会話が
あったそうです。
母:あなた、罪って何か、知っているの?
子:知っているよ。でも、お母さんには言えない。
母:紙に書ける?
子:いいよ。
母:じゃ紙に自分の罪を書いて、イエス様にお話し
してね。
と言って紙1枚に何か書いていたそうです。
教会員は、牧師から報告を受けました。(何と書かれ
ていたか?自分の親にも言えないこと、当然、秘密で
す。)私たちは拍手で彼を祝福しました。私の隣に座っ
ていた本人も、感激して涙ぐんでいました。偶然、そ
の親子は私の知り合いでしたので、大いに祝福しまし
た。今年の12月に受洗予定です。
思えば、私自身も数十年前、自分の子供たちが若い
うちに創造主を云々の御言葉に沿い、教会に連れて行
ったのですが、未だに時至らず、複雑な思いをしてい
ます。彼の将来が神様の恵みに溢れ、コルネリオ会に
入会するよう導かれるように祈るものです。
日本長老教会の修養会に参加して
コルネリオ会 準会員 桧原 菜都子
私は 2013年8月15日(木)~18日(日)の間、日本
長老教会の創立20周年記念全国修養会に参加してま
いりました。場所は山梨県の富士五湖の一つである西
湖でした。
今回の修養会では、全体礼拝が1日一回ずつ3回あ
り、早天礼拝が2日目と3日目の朝、また2日目には
分科会が3回ありました。私は1回目の分科会には“誰
でも導けるシンプル聖書研究”と、2回目は“超高齢
社会と教会”、3回目は、“弟子養育の祝福”に出席し
ました。
2 回目の分科会「超高齢社会と教会」では、教会の
内外で生じている「福祉ニーズに教会はどう向き合え
ば良いのであろうか」というテーマを事例紹介しなが
ら地域社会が取り組む福祉実践へのステップを考え
ました。
私も「この超高齢社会の中で、教会が地域に向けて
出来ることは何であろうか」と考えるチャンスが与え
られて、「これは教会の敷地が狭いと言っている場合
ではない」とまず導かれました。敷地の狭い私の教会
では、まず“婦人の集い”の集会に若い方のみでなく
高齢者も積極的にお誘いする、ということを考えてみ
るようにと導かれました。
今回の全国修養会では“福音”と“神の愛“ に恵
まれました。私たちをこんなにも愛して下さっている
神が 日本長老教会の兄弟・姉妹を一つに集めて下さ
り、イエス・キリストの十字架と復活を語って下さい
ました。この永遠のいのちを喜び、神が与えて下さっ
たこの身と霊で、福音をこの地に於いて聖霊に満たさ
れて証しし、イエス・キリストと共に歩んでまいりた
いと思いました。ありがとうございました。
松原湖聖会に参加して
コルネリオ会会長 石川信隆
今年も8月10日―12日の間心のふるさと松原湖聖
会に参加することができました。講師は、元横須賀中
央教会の岡村又男先生と東京基督教大学教授の岡村
直樹先生でしたが、私は部分参加でしたので、岡村直
樹先生のメッセージを3回聴講することができまし
た。1回目は、主日礼拝の中で、神様は私たちに何を
約束してくださっていますか、という質問から始まり
ました。それは、「インマヌエル=主がともに居てく
ださる」ことです。そのためには「主に救われた恵み
をいつも思い出しなさい。人間は忘れやすいので、ま
ず朝起きて、主の約束を思い出しなさい。詩篇103:
2 「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」
のように、まず主に感謝を捧げて一日を始めなさい」
ということでした。
2 回目は、「楽しい神学講座」の中で、主の御心を知
るには、どうしたらよいか。まず①「聖書に基づいて
いるか」 ②「祈りと礼拝を通して聖霊に導かれたか」
③「教会の賛成を得ているか」の 3 つが満足して初め
て主のみこころが叶うのだと教えられました。今回、
私たちは土地購入というチャレンジをいたしました
が、教会員の賛成が得られるように、また教団理事会
の承認が得られるようにと、この世的な手続きにこだ
わった気がしました。本当にもっと聖書のみことばに
頼り、祈りと礼拝を通して聖霊に導かれる必要を感じ
ました。
3回目は「試練」について学びました。ヤコブ1:2
「与えられた試練をこの上もない喜びとしなさい」と
ありますが、「ガンを宣告された時でも、この上もな
い喜びと感じられるのでしょうか」と岡村先生にあと
で質問しました。そうしたら、「人間だから泣いても
構わない。しかし私たちには天国への希望がある、ま
た癒されれば、その体験を後世の人に証しとして伝え
ることができるという喜びがあるはずだ」とおっしゃ
られました。
午後のフリータイムの時間は、白駒池をハイキング
し、八峰温泉につかって、帰って参りました。
弟子訓練に感謝
コルネリオ会 副会長 今市 宗雄
3年余りに亘る礼拝前の弟子訓練は、私にとりまし
て家庭集会開催への準備期間であり福音宣教への船出
の原動力と成りました。
振り返りますと本訓練は、初め関心をもって参加し
ましたものの、テキストが米語翻訳であり各質問も真
意が掴みにくい所もあって学びに中だれを生じました。
しかしながら、「引き続きやりましょう」との兄弟姉妹
の決意に励まされながら、いよいよそのテーマも“地
域教会の家族としての心構え”から“教会の使命に参
加する”そして“大宣教命令”へと展開して行きまし
た。
一方学習態度も、指導の内容が聖書箇所筆者の記述
意図の大掴み方法にも登場人物の細かな心の動きにま
で目配りを及ぼす頃には、学び当日まで聖書を繰り返
し読むようになりました。なお使徒の働き第十章では、
ペテロへの異邦人初宣教啓示のためカイザリアのイタ
リア百人隊長コルネリオを用いられた出来事は、防衛
関係クリスチャンのコルネリオ会員として今更ながら
他人事の様に素通りを許されるものでは有りませんで
した。
この間に培われましたものは、学びを日常生活に適
用する即ち主のみこころに忠実に従うことを最も自覚
させられました。それは、同じ目線で指導される大喜
多正洋牧師と兄弟姉妹の証が神からの恵みを確かなも
のとされたのでした。
この度は、主に準備された人が必ず私共の団地にも
居られるとの確信の下、セカンドハウスを除く300
戸に家庭集会案内トラクトを祈りつつ一軒ずつ配布し
ました。その祈りは、集う方を与えてくださいでは無
く、私を砕き茨を除き、そして忍耐強くあってイエス・
キリストの弟子として隣人の足を洗う者と成らしめく
ださいでした。結果的には、会の当日に集われた未信
者1名を含む 8 名の中には団地から一人も居られませ
んでしたが、今回学ばされましたことは、宣教が如何
に困難であるかを知ることにより主は私達信徒一人一
人をどんなにか愛しておられるかを身に染みて思わさ
れたことです。また、家内も持て成しが大事と質素な
がらも気を配ってくれましたが、本日(礼拝中の証し
時)は、尾山謙仁牧師夫人の麻里子さんと広島の旧友
を訪ねましたために欠席しました。
これからも本家庭集会は、C-BTEティームの兄弟姉妹
ともども奉仕を続け、地域の方のみならず教会の姉妹
の未信者であられる御主人方をもこの輪に加えて頂け
る様に皆様と共に祈り続けたいと思っています。
アルゼンチン宣教(その1)
コルネリオ会 会員 圓林 栄喜
1 はじめに
アルゼンチンで在原繁宣教師が奉仕をはじめられ
て四半世紀がすぎています。神様の招きに導かれ、
奥様の津紀子宣教師及びご家族とアルゼンチンの奥
地ミシオネス州に渡り、様々な体験をしてこられた
在原宣教師の働きを振り返り、第1回目は「アルゼ
ンチン・ミシオネスについて」、2回目は「宣教準備
期間の体験について」、3回目は「アルゼンチンでの
宣教活動」という3回シリーズで報告したいと考え
ています。
2 アルゼンチン・ミシオネスについて
(1)アルゼンチンについて
地球の反対側に日本の8倍の広大な国土(27
8万 Km2、世界8位)を持つ国がアルゼンチンで
す。隣国ブラジル同様、世界中の民族、人種が集
まり、肥沃な大地、イグアスの大瀑布、ロス・グ
ラシアレスの氷河等の自然遺産、グアラニーのイ
エズス会伝道所群等の文化遺産を有する人口は約
4千100万人(世界32位)の国です。
1880年ころから小麦や牛肉のヨーロッパ向
けの輸出が盛んになり、国の経済成長に伴い第1
次世界大戦の頃には350万人もの移民を受け入
れた移民の国です。日本からもブラジルほどでは
ありませんが移民として移住し約35000人の
日系アルゼンチン人が暮らしています。沖縄から
の移住者が多く、園芸、クリーニング業を営む方
が多いそうです。
(2)ミシオネスについて
ミシオネス州はアルゼンチンの北東部に位置し、
パラグアイとブラジルの間に靴下のような形状で
飛び出した州です。東西約200km、南北約30
0km、日本の四国と同じくらいの面積です。州都
はポサーダス。
パラグアイとブラジルとの3国国境付近は、イ
グアスの滝や1986年のイギリス映画でカンヌ
映画祭グランプリ、アカデミー撮影賞等を受賞し
た『ミッション』の舞台にもなった場所です。
1600年代、先住民グアラニー族への伝道活
動の為、イエズス会の宣教師たちがこの地域に伝
道所を建設しました。その後、パラグアイとアル
ゼンチンの領有権争いが続きますが1876年に
和平協定が結ばれ、パラグアイはミシオネスの領
有権を放棄します。一方、アルゼンチンは未開墾
地の人口増加のためヨーロッパから移民を受け入
れます。ミシオネスにも、イタリア、ドイツ、ス
ペイン、ポーランド、ウクライナ等多くの移民が
入植しました。
日本人もこの地域にわずかですが入植していた
ようですが、太平洋戦争後は日本政府とアルゼン
チン政府との協定により1959年、ここミシオ
ネス州に移住地が設立されています。
30年ほど前までは、カトリック教徒が9割を
占めていると言われていましたが、1983年に
リバイバルが与えられて以来、この国の「プロテ
スタント信者」は爆発的な増加を見せており、カ
トリックはあまりの信徒の流出に危機感を覚えて
いる状態だそうです。
「プロテスタント信徒は4割を超えているので
はないか?」、「ミシオネス州はすでに5割の民が
プロテスタントではないか」と言われるほど教会
が成長しているとのことでした。次回は在原宣教
師がこのアルゼンチン宣教に導かれるまでの経緯
を主に紹介します。
パラグアイ
(次回に続く)
アンケートにご協力ください。
コルネリオ会事務局
主の御名を賛美申し上げます。いつもコルネリオ会
のニュースレターをお読みくださり、誠に有難うござ
います。皆様の長きに亘る温かいご支援とご理解に心
から感謝申し上げます。
さて、今後のニュースレターの発行と送付の参考に
させていただくためにアンケートの葉書を同封いたし
ました。ご多忙中とは存じますがご記入の上、ご返送
いただければ幸いです。
また、新たな会員の紹介も随時受け付けております。
献金感謝(2013.8.1-2013.11.30)
いつもコルネリオ会を覚えていただき感謝致します。
石川信隆、花井米男、河野行秀、矢田部稔・和子、中野
久永、今井健次・長橋和彦、今市宗雄・敬子、玉井佐源
太、谷岡博志、滝口嚴太郎、山下和雄、石井克直、吉田
靖、木下真由美
AMCF 世界大会:2014 年 11 月 30 日-12 月6日 ケープタウン
開催のためにお祈りください。
(編集子)
2013 年8月16日、コルネリオ会名誉会長の今井健次先生が天
に召されました。これまでの今井先生のコルネリオ会への様々
なご支援とお働きを感謝申し上げます。ご家族の上に深い慰め
がありますようにお祈りいたします。