2015 年東アジア軍人クリスチャン研修会を終えて(実施段階)
コルネリオ会 会長 石川 信隆
日時:2015年9月10日(木)-12日(土)
場所:エデン教会(両国)
参加者:韓国(12), モンゴル(2), 台湾(2), カザフス
タン(1),キルギスタン(3), アメリカ(3), 日本(9)の7
カ国(32名)
(1) 1日目:(9月10日(木))
1300(開始3時間前)に両国パールホテル集合した。す
ぐにテキストとお菓子が到着しているかどうかを確認
した。中野のり子と滝口兄にテキストの修正作業を依頼
し、関兄はRegistration(参加費および献金の受付)を
開始した。今回、Instructor から参加費を徴収しない
ことにしてあったが、献金(Offering)袋を用意してい
たら、Instructor 7人は、みんな献金してくれた。
会議は1600から私の歓迎挨拶 に始まり、東アジア会
長のLee Kap Jin の開会挨拶、Melissa Rylesによる賛
美指導(You Tube)、徳梅牧師の開会メッセージ 「小さ
なことに大きなヴィジョンを込めて」と題して、防大聖
書研究会の再開に関する希望を話された。 記念撮影、
夕食(ケータリング)、夕食時には権国防武官、愈先生
ら6名も駆けつけていただき、各人の自己紹介があった。
夕食後、AMCF,ACCTS,MSOの紹介、東アジア会長による
Leadership について解説があった。
リーダー として①祈り(Prayer)、②ヴィジョンを持つ
(Vision)、③責任(Commitment)、④部下に仕える
(Servanthood) の4つの条件が必要であり、またクリス
チャンリーダーは、神から与えられた聖霊に満たされ、
理論だけでなく行動が重要である、と教えられた。
2130 にホテルに戻った。主は生きておられ、すべてを祝
福してくださった。主に感謝して眠りについた。
(2) 2日目:(9月11日(金))
朝食は 0630 からホテルでいただき、0810 に教会に
集合した(ホテル-教会は、徒歩約20分)。
早天祈祷会では、韓国の Ahn 牧師から軍人の福音化
の必要性について、I 歴代誌 14:8-11 からダビデの信
仰について、主が勝利を与えてくださることを学んだ。
誘導的聖書研究(Inductive Bible Study:IBS) で
は、Rick Ryles 退役大佐から聖書の1つ聖句に対し、
①What does it say? (何を言っているか、Who, What,
When, Where, How の観点から説明する)、
②What does it mean?(何を意味しているか)、
③What does it mean to me?( それが私に何を意味し
ているか、応用)の3段階の方法を学んだ。
対話的祈祷法(Conversational Prayer :CP)では、
Mo 海軍大佐から、終了時間を必ず決めて(軍人は忙しい
ので)、①まず神を崇め、感謝する。②自分たちの願いを
告白する。③他人に対するとりなしの祈りをする。
の3段階の祈る方法を学んだ。1人で全部のことを祈らな
い、1つずつ順番に祈っていく。テーマを決める。時間を
決める。1人で独占しない。これらのIBS およびCPは今
後のコルネリオ会の例会で活用していくべき方法である
と思われた。
午後のTour(浅草見学)は関兄がすべて企画してくれ
た。当初江戸博物館を見学する予定でいたが、時間の都
合上浅草見学のみにした。両国から隅田川を船で浅草ま
で移動した(約10分)。快晴に恵まれ、主の恵みである
と感じた(実は9月10日まで台風18号の影響で雨だっ
た。このため鬼怒川が氾濫して洪水となり多くの方が被
災した)。浅草ではスカイツリーをバックにして記念撮影
をした。ボランテアの方(男1人、女2人)が迎えに来
てくださり、3グループに分かれて案内していただいた。
浅草(あさくさ)神社、浅草寺(せんそうじ)、江戸下町
伝統工芸店などを見学した。東アジア会長の希望で、急
遽、浅草教会(篠田真紀子牧師、日本基督教団)も訪問
した。創立が1886年8月15日という古い歴史をもつ教
会で、みんなで祈りあい、賛美した。最後に教会の中の
納骨堂も見せていただいた。
夕食は、天麩羅で有名な大黒家で天丼をいただきなが
ら交わりの時を持った。ボランテアの方に浅草の地下鉄
駅まで送っていただき、蔵前で乗り換えて両国まで帰っ
た。今回のTour計画での反省点は、自分自身が予め偵
察しておく必要があると思った。やはり、ぶっつけ本番
ではいろいろな場面で、迷いが出るので、自分の足で歩
いてみる必要を痛感した。実は、8月初めに偵察しよう
と思ったが、あまり猛暑が続いたため中止した。
夜のTestimony が始まる前に、金学根牧師から日本
のキリスト教の歴史について話してみたいという提案
があった。はじめ韓国語、同じ内容を自分で日本語、
次に中野兄が英語で通訳した。少し長くなったが、『隠
れキリシタン』のことなど詳細に話された。その中で
「日本人は同じ職場にいながら5年間も彼がクリスチャ
ンであることを知らなかった」というエピソードを話
されたが、身につまされる思いであった。
Testimony(証し)では、Ryles 大佐から、「まず自分が
救われた時のことをメモに書いておく、いつでもどこ
でも証しできるようにせよ(10分以内)」ということを
教えられた。
2 日目の最後は、「軍人クリスチャングループ(MCF)の
成長」と題してYoon 牧師の解説があった。「なぜMCFを設
立し、成長させる必要があるか」。それは、「創造主(イ
エス)のウィジョン(世界宣教)を達成するためである。」
つまり、 「すべての国の軍関係者にキリスト・イエスの
福音をもたらすこと」。目的は「All One in Christ Jesus」
( あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つ
だからです。ガラテヤ3:28)を達成するためです、と教え
られた。
ホテルに帰ったのは2230 であった。長い1日が終わ
ったが、疲れすぎてなかなか寝付けなかった。何か、
主が現れて「お前の務めは十分である」というような
上からの声がして眠りについた。
(3) 3日目(9月12日(土))
早天祈祷会はACCTSのJim Greshel(82歳)にお願
いしてあった。彼は帰国後心臓の手術をするというこ
とで、あまり体調は良くないようであったが、立派に
メッセージをしてくれた。「祈りは、Adoration(神を崇
拝すること)、Confession(自分の罪を告白すること)、
Thanksgiving(主に感謝すること)、
Supplication(自分の願いを祈ること)の4段階である」。
これは詩篇103編から来ています。この個所は、私の
亡き妻が愛用した聖句です。
AMCF の祈りを毎日祈りあいましょう。
「Heavenly Father, We thank you that the Blood of
Jesus Christ cleanses from all sin. Bless the
service men and women of all nations, And grant that
we who know the joy of being‘All one in Christ
Jesus’ may be filled with your love and pass it on
to others through the power of Holy Spirit Until His
coming again, Amen.」
なお、Jim Greshel 兄は、帰国後心臓の手術をして経
過良好であったが、10月1日天国の奥様のところへ旅
立った。真に信仰の人であった。
次に、各国報告が韓国・モンゴル・台湾・キルギス
タン・カザフスタン・日本の順に始まった。
まず、今回の韓国代表団のLee Boun Saeng退役准将
が、挨拶してKVMCF(韓国退役軍人グル-プ) からJMCF(日
本コルネリオ会)へ献金をくださった。私が日本を代表
して感謝していただいた。次に、Jeon 牧師が韓国の
National Report を発表した。韓国の隊員が何百人、何
千人が同時に洗礼を受ける 写真が映し出された。天国
ではハングル語が話されていると言っていた。
モンゴルの発表では、2002年の時はまだ少数であった
が、今回の報告では、大きな組織作りと、地方へ広がり
を見せていた。このモンゴルの成長ぶりには驚嘆した。
休憩の間、Melissa の紹介でPat Ayakoという東京
バプテスト教会の方が特別賛美(ソロ)をしてくださ
り、会場を聖霊で満たしてくださった。
台湾(Mo大佐)では、日本と同じように軍の中では
宗教活動は禁じられているそうで、軍の外で活動して
いるとのことで、参考になった。
キルギスタンはBahtiyar & Madina Kobenov 夫妻ら
による賛美と報告があった。まだ5―6人の小さなグル
ープであり、東アジア会長が現在最も力を入れている
国の一つである。ロシア語しか話せないので、
Vissarion Kim が英語に通訳した。
カザフスタンは、Vassarion が発表したが、旧ソ連
から1991年に独立、面積270万km2 (日本の約7倍、
世界で9番目に大きい、宇宙基地がある)、人口約1600
万人(日本の約7.5分の1)、民族100以上、宗教:イ
スラム47%, ロシア正教44%、プロテスタント2% で、
カザフスタンMCFは2004年に設立したが、現在6名で
ある。広大な国のため、ビザ取得には、現在住んでい
るAlmaty 市から日本大使館があるAstana 市(カザフ
スタン首都)まで20時間バスで申請および受領と2回
も行ったことを話してくれた。
最後に日本のコルネリオ会について関兄が発表した。
日本の自衛隊宣教は、韓国と違って極めて厳しい環境
にあるが、今後、三位一体戦略を進めるべきだと提言
した。すなわち、①魅力化運動(防大生を夏休みにロ
ッキーマウンテン・ハイ等アメリカコロラド州にある
青年クリスチャンのキャンプに誘う。テモテ会など外
国クリスチャンとの交わり会に誘う。英語キャンプに
誘う。)②若返り運動(新入生に対して福音を伝える。
クリスチャン留学生との交わりを通じて福音を伝え
る。)③隠れクリスチャンを掘り起こす(コルネリオ会
ホームページの充実、ニュースレターの発送名簿の増
加、クリスチャン新聞への広告など)。
今後、2人でも3人でも祈り会を通じて、この3位一
体戦略運動を広め、さらに各コルネリオ会員の現役の
仕事が順調に進むように、祈り合っていく必要を感じ
た。現在、Skype など全国どこにあっても、お互いに
顔を合わせることが可能であり、CP(会話型祈り)では3
分でも5分でも祈り会ができる。
最後に、今市副会長の閉会挨拶と東アジア会長の閉
会メッセージを以て、すべてのプログラムを終了した。
東アジア会長Lee Kap Jin は閉会メッセ-ジで3つ
のことを述べた。
① なぜ、軍人伝道が必要か?
それは、使徒の働き10章のペテロとコルネリオとの奇
跡的な出会いである。これを軍隊の作戦面からみると、
動く指揮官ペテロと静止している指揮官コルネリオと
の連携作戦である。神ご自身は、この作戦を企画し、実
行させた総指揮官である。この物語は、神の偉大な命令
を神の使徒ペテロを通して、如何にローマ軍人コルネリ
オに最初の異邦人伝道をしたかという例である。
ご承知の通り、新訳聖書時代におけるローマ軍人の評
判は、極めて良くなかった、それはイエス・キリストの
誕生・迫害・死・復活に対して残酷だったからである。
しかし、神はローマ軍人コルネリオを選び、最初の異邦
人クリスチャンにした。これは、神の恵み、あわれみ、
摂理である。このコルネリオから現在まで全世界の軍人
男女に対して、神の摂理が受け継がれている。それ故、
軍人がクリスチャンになることは、神の摂理の中で特別
の価値と意味を持っている。
②次は、MCFの活動に対する支援団体の活用である。
AMCFの理事グループとACCTS, MMI,MSOの3つの団体は、
有力な支援団体である。しかし、MCFの成長には地域の
市民教会による支援と協力が最も重要である。
③最後は、MCFのリーダーの指導能力の強化である。
信仰に堅く立ったリーダーを持たねばならない。内的弱
さと外的恐れによって、リーダーは震え、またこの世の
誘惑にも惑わされる。犠牲なしに成功することはできな
い。「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、
その道は広いからです。」(マタイ7:13)
リーダーはいつもDiscomfort(不安、不快)、
Dissatisfaction(不満)、Disruption(分裂)の危機と共
に歩まなければならない。これらの苦難は、指導者を強
くするための神のTool(手段)である。
リーダーは行動の優先順序をリストアップして、目標
(Goal)を達成する必要がある。 (次回に続く)
沖縄だより
コルネリオ会 会員 中村誠一
このニュースレターが配信される頃は本土の桜が見ご
ろのころだと思われますが、沖縄の桜は2月中旬に満開
を迎えました。「緋寒桜」といって本土の「ソメイヨシノ」
とは種類が違い、濃いピンク色で、枝には「メジロ」が
飛び回っていました。沖縄は年末から例年に比較して寒
い日が続いています。1月には本島の北部で観測史上初
の「あられ」が降りました。子供たちが深夜に外に出て
懐中電灯をつけて、白い粒がパラパラと落ちてくるのを
見ている様子がテレビで流れました。
5年ほど前、台湾で行われた東アジア大会参加時、ホ
テルで同室だったR師が話してくれましたが、「定年後
の人生は、いかに便利で簡単に使えるインターネット器
材を持ち、しかもお金をかけずに過ごすことが肝要」と
のことでした。部屋で小型パソコン1台の小生に対し、
R師は小さな机の上に余るほどの器材を並べ、wi-fiを使
って日本にいる奥様と画像電話(無料)で話していまし
た。小生の、質素で楽しく充実した「沖縄(信仰)生活」
を実現するために利用していることは、「パソコン」とイ
ンターネットです。
「インターネット」、特に「ユーチューブ」には、聖
書やキリスト教に関する情報が多いことに驚きます。不
明な語句も「検索」すれば一発でわかりますし、有名な
N牧師の「ハーベストタイム」には各種の「聖書解説」
や、イエス・キリストの教えを深く掘り下げた「イエス
の生涯」や「3分でわかる聖書Q&A」、「聖地旅行」の
映像と解説などがあります。その他にも情報が多くある
ことに気づきました。引退、現役牧師の「説教集」や各
地(外国を含む)の「教会案内」や「礼拝」も見ること
ができます。NHKの「100分 de 名著・旧約聖書」
や外国の「聖書考古学」などの番組は大好きです。カト
リックの番組にもいいものがあります。
信仰をもってから長い時間が経過したのに小生には
「わからないこと」が多すぎました。この年になって
「そうだったのか!」と手を打つ小生に、信仰の先輩
である妻はいつも笑っています。ヨハネの手紙第一の
2-27 節にあるように、「キリストのうちにとどまる」な
らば、(聖霊に満たされ)自分で学びを深めることは
「神の導き」であり、「チャンス」だと考えています。
N牧師も言っていますが、「ハーベストタイム」は一
時、テレビで放映されていました。しかし、テレビ局
に支払う放映権料が莫大で、「インターネット」を活用
した「ホームページ」での情報提供に切り替えたとの
ことでした。小生にとっては、この方式が「いつでも、
どこでも、自分の都合で、しかも無料で」利用できる
のが魅力です。「賛美歌」も聞けます。日本には古くか
らの伝統的な讃美歌が多いのですが、お隣の韓国では
最近の新しい讃美歌が国内の教会で使われ、日本の教
会に紹介されたりもしています。
昨今の教会で、変わったと思えることがあります。
それは、アイフォンやアイパッドで聖書アプリを見て
いる人が多くなってきたということです。重くて分厚
い聖書は今でも「必需品」なのですが、時代の流れな
のでしょうか。小生は時々、アイパッドで聖書の無料
アプリを使っています。
沖縄AMラジオのローカル番組で、土曜日の午後に
「キリスト教」に関するプロテスタントの番組があり
ますが、先祖崇拝の「ユタ(霊媒師)」が出演し、牧師
との世相談義も面白いですよ。沖縄にある韓国の教会
では「日本人向けの説教CD」を通信販売しています。
こちらの教会員に紹介されて聞いてみたのですが大変
わかりやすく、結構人気があります。
50年以上も前のハリウッド映画の「十戒」も感慨
深いものがありましたが、ユーチューブでは同じ時代
背景の映画である「モーゼス」が無料で公開されてい
ます。もちろん、インターネットで関連図書を購入し
たり、いつも聖書を読んでいますから「活字離れ」は
していません。教会員との交わりも大切にしています。
いい情報があればメールで教えてください。
献金感謝(2015.12.1-2016.3.31)
いつもコルネリオ会を覚えていただき感謝致します。
圓林栄喜・さゆり、桧原菜都子、滝口厳太郎、
栗田祥子、松山曉賢、今市宗雄、石井克直、
矢田部稔・和子、内山義彦・和子、飯塚正実、
常盤一崇、玉井佐源太、片山進悟、山田伊智郎
献金先:郵便振替(口座番号00130-3-87577)
加入者名(コルネリオ会)