§奨励 「神による勝利」 防大M.F生
防大交友会の「軍事史研究部」は今年度の研究テーマとして「
心理戦」をとりあげています。研究の手始めとして選んだ基礎テ
キスト(岩島久夫著.心理戦争)の中に心理戦の戦例として旧約
時代における戦いのいくつかをあげているのを興味深く読みまし
た。そこでその中の一つ、ギデオンの戦闘物語(士師記第7章)
を学びたいと思います。紀元前1245年士師ギデオンが各部族
の選抜軍を率いて「いなごのように数多く谷に伏して」おり「海
辺の砂のように多く数えきれない」程のらくだを持つミデアン人、
アマレク人、更に東方の民の連合軍を破って、イスラエルの定住
社会を救った故事は、皆さんよくご承知のとおりです。これは心
理戦の戦例としても、示唆に富んだものと思いますが、それだけ
で終わるべきものでないことは勿論です。そこで少し聖書を学ぶ
立場から考えてみたいと思います。
先ずギデオンは神の啓示により兵士を選別するのですが、?に
応じて集まった三万二千の中から第一次試験で「恐れおののく者」
を除き、一万として更に第二次試験(水の飲み方)により注意と
余裕をもって飲んだ精兵三百を厳選したのです。これは勝利は自
らの力によるのでなく、神の加護によるものである」という謙遜
な思いと、少数でも心を引き締め、神に信頼して進む時、勝利を
うる事ができるということを教えています。その夜ギデオンは更
に神の啓示を受け1名の部下と共に自ら敵陣偵察に赴きミデアン
軍の兵士の夢物語とその解き明かしの中に、神の啓示の確証を悟
るとともに、ミデアン軍の心理的動揺を見てとるのです。そして
必勝の啓示を部下に伝えると共に一策を授けます。すなわちラッ
パとつぼとたいまつ及びかん声を併用した心理的効果、欺瞞的効
果を狙っての夜襲であり、しかも敵の警備兵の交替直後の弱点を
かん破しての奇襲です。不意を打たれた敵軍はあわてふためき、
ギデオンの大軍の襲撃と錯覚して、同志討ちさえ演じて総崩れと
なり、ヨルダン川の彼方へ敗送してしまうのです。私達はこの物
語を通じて、ギデオンの武将として実に見事な戦術と指揮統率を
教えられるのですが、同時にその知恵と勇気、及び必勝の信念の
根源をなしているもの、すなわち神の啓示により、その加護を確
信するギデオンのゆるぎない信仰を学ぶことが出来ると思います。
そしてこの事はヨシュア、ギデオン、ダビデ等、旧約時代の神に
仕えた武人の戦争物語を通じて一貫して流れている聖書の精神だ
と思います。「神の義による戦いは必ず神の力による勝利が与え
られるということ」これは私達キリスト者である自衛官の信条で
あるべきだと思います。
会員通信
実吉敏郎 武田先生のご挨拶、OCU会則、防大聖研だより、有り難く受
領しました。
足立順二郎1海佐
指揮官という立場上、創価学会をも一視同仁とせねばならぬの
で、所内でバイブルクラスは開いておりません。
教会はもとめています。したがって教会(目にみえる教会)に
対し、一種の不信感のごときものがあります。
平山銓次郎 元陸軍大佐
白洋社の子会社で勤務中。家族はクリスチャンホーム、本人7
3才、元気旺盛、只今高田馬場教会の長老、雑誌「羊群」発行者
(ご長女が尾山令仁牧師の夫人です。)
木代 稔 技本、技官
昨今池袋が副都心化し、会堂建て直しと区(1字不明)対策委
員をかねてがんばっています。
戸倉浩之 2海佐
日基の宣教方針や説教の内容に疑問と嫌悪を感じて、娘達は自
分の意志でカトリックに改宗してしまいました。
高橋 恵 2海佐
日基二ツ橋(或いは、一ツ橋)教会に一家で出席しておます。
清水善治 元1海佐
中高校教師(関東学院)第5年目で昨今中学1年の組担当、カ
ウンセラー委員、中1高2の数学等を介して勉強しています。
山中朋二郎 元海軍中将
山中朋二郎 元海軍中将
OCUの皆様 ますますの御健康を祝し、ご精励を祈ります。
佐々木新次 3陸佐
懐かしいお便り感謝します。OCUの発展を祈ります。同戦車大
隊の馬場千代喜3陸尉を紹介します。
武宮啓夫 1空尉
OCUの発展を祈る。昭34.5頃の清水兄の熱心な御指導を懐
かしく思い出します。創価学会の隊員の対策に苦慮しています。
蔵谷三郎 3陸佐
木更津のヘリコプタ団に転勤、V107の大型ヘリ操縦士とし
て勤務中、日基千葉教会にもNew Faceとして専念しています。
大橋忠造 3陸佐
業務、家事、その他に追い廻されていますが、努めて集会に出
席したいと思っています。
藤田喜敬 3陸佐
除隊者の就職あっせん相談担当、教会には毎週研究会に出席し
おります。
大泉勝美 教官(陸調査校)
勤務先は19名の研究員がおりますが、旧軍からの将校が多く、
特に私の班は全員幼年学校出身で反キリスト的雰囲気です。
矢田部稔 3陸佐
旭川・2通大の岡隆君は農伝神学校出の姉妹と結婚しました。
小生宅に月1回船橋教会の牧師にきてもらい官舎の夫人達のため
の集会をしています。
山口勝利 2空尉
今年3月結婚、救難の任務に従事しております。防大7期森田
忠信兄もOCU入会希望です。
滝原 博 2空尉
府中、防空指揮部で新しい仕事で一所懸命の状態。家族は主の
恵みのもと元気で感謝。新しい教会が与えられ(フリーメソジス
ト)、クリスチャンホーム多く、牧師熱心、信者和合、徒歩10
分。(献金1,000円感謝)
森田忠信 1空尉
防大時代横須賀ルーテル教会で受洗、家族は未信者ですが教会
付属幼稚園に行っており、礼拝にはつれて出席します。
田辺 昭
岩手地連募集課におります。大湊の時は海野兄の家族と主にあ
る交わりを続けておりました。聖研だよりの中に懐かしい方々の
名を見て感謝。
武内哲史 2海尉
第51空、最近結婚しました。職場では飛行試験の関係をやっ
ております。
吉田秀穂 1海佐
近く退職の後、東京方面に行きたいと思っております。横須賀
にもお邪魔したいと思っております。家族全員教会に通っており
ます。
矢野政良 1海尉
7月から術校に入校します。家族は今年いっぱいは鹿屋に住み
来春関東地方に進出の予定です。
熊野政重 3陸曹
札幌第11輸送隊 日基真駒内伝道所
大貫忠和 2陸曹
札幌真駒内駐屯地 日基真駒内伝道所
三上賢一 1陸曹
札幌真駒内駐屯地 日基真駒内伝道所
椎名良三 2陸尉
11特連通信小隊長 日基真駒内伝道所
椎名隆子 札幌地区病院
松山暁賢 2陸尉 11師団司令部。
札幌勢は真駒内伝道所の中心的存在であり、近く現地OCU集
会を計画中。目下陸自調査学校入校中。
高橋重隆 1陸尉 11施大 真駒内伝道所 求道中
安永 稔 海将補
家族全員聖公会横浜アンデレ教会の信徒です。御健康と御活躍
を祈ります。
§防大通信
6月26日(金)1400~1600
課外講演「真珠湾攻撃とその後日談」
元海軍大佐渕田美津雄
元海軍大佐 渕田 美津雄
渕田師は真珠湾攻撃の時の飛行隊長であり、数奇な運命の後、
米国宣教師を通して救われ、現在福音宣教者として世界中を伝道
しておられる方である。防大聖研でも本年三月以来藤原2陸佐を
主務者として、課外講演に渕田師をお呼びする計画を立て、祈り
のもとに進めて参りましたが、始めは学生有志を対象としていた
所、不思議な推移から全学生対象ということに切り換えられ、2
000名の全学生を前に講演して頂く事になりました。講演は戦
術談を中心に師の諧ぎゃくまじりの話術に引き入れられ、後半で
は、神の問題、聖書信仰にも話が及んだので、元の攻撃隊長が、
今や誠の道の伝道者であることがあかしされ、学生は終始熱心に
聞いていた。
6月27日(土)には渕田師をかこむ防大の座談会、OCUの
愛餐会、久里浜教会の伝道会が催され、
6月28日(日)には久里浜教会の聖日礼拝説教、
米軍Chapelに於ける説教、
6月29日(月)には戸塚ベテル聖書学校での特伝が開催された。
主の豊かなお護りを感謝し祈りに聞いて下さる事に感謝した。
7月19日(日)防大教官研修が北海道で行われたのでこの日
札幌真駒内伝道所の諸兄と主にある交わりを持つことが出来て感
謝。
7月11日 相原正勝牧師(日基沼津教会名誉牧師)からお便
りがありました。師は渕田先生と元伝道を共にされていた方で渕
田講演の時も一緒に防大においでになりました。
「啓上 此の度は渕田先生と御校に参上致し色々とご親切なお
世話になり厚く感謝申し上げます。今回の渕田講演は全校二千名
の学生諸君に力強く証をしていただき思いにまさる大きな御恵み
をいただき全く大いなる感激でありました。これは全く諸先生方
のお祈りの賜物と信じまして深く感謝致します。防大学生諸兄の
上に神の御恵みをお祈りして止みません。小生は始めて御校にお
伺いし他大学に見られない規律正しい厳格な教育にふれ、日本の
将来のため大いに意を強くすることが出来、感謝致しております。
御校内における皆様の群は誠に地の塩 世の光と存じいよいよ
御精進をお祈り申し上げます。又火曜日の皆様の聖書研究会に一
度参加させて頂きたいと思います。私は隠居で自由な身ですから、
又お伺いして是非皆様とゆっくりお話しあいたいと思っておりま
す。あの求道者の学生諸君ともお話しあってみたいと思います。
◎編集部より
「言うはやすく、行うは難し」で、7月には発送したいと思っていたNewsletterが今になってしまい恐縮です。
名簿も集まったものだけ近く出したいと思います。
各地のNews、その他原稿をお送り下さい。ペンネームでも匿名でも結構だと思います。
編集永続のためお祈り下さい。
(1996.9.27復刻電子化)